今日は農業機械の修理のお話です。
ハウスカーとかコンテナカーといってコンテナを一つ乗せて物を運ぶのに便利な道具があります。 おいらはこれをイチゴハウスの中でイスをのせて座っています。 作業をする時に少しでも楽になるようにしています。
タイヤは通常のものはチューブが入っていてクッションがいいのですがよくパンクしたりベアリングという回転する部分が壊れたりします。
納得いかないのは耐荷重80kg と書いているのに壊れてしまうところですかね。 タイヤのチューブがパンクしても修理や交換をしていたんですが、あまりにも良く壊れるので最近はノーパンクタイヤにしました。 ノーパンクタイヤとはチューブではなくタイヤ自身がすべてゴムでできているのでパンクしません。
余談ですがこれをネットで買った時にですねハウスコンテナーノーパン仕様と書かれた箱で送られてきました。
話を元に戻します。
ノーパンクタイヤにしてパンクはなくなりましたが、回転するベアリングのところが壊れてしまいます。 ばらしてみると、ベアリングの玉がなくなっていて内側の内輪と呼ばれている 所だけが残っていました。
このベアリング特殊な形をしています凹凸の形になっていて、コマーシャルベアリングと呼ばれています。内径が20mm外径が35mmで厚みが8mm これを交換しようと探し回ったんですがどうも標準規格ではなくてどこにも売っていませんでした。
じゃあタイヤごと交換しようとこのタイヤとホイールのセットの値段を調べてみると1組1000円。 このノーパンク仕様。。あ、間違いましたノーパン仕様のハウスカーが1万円ぐらいで売っていますがこのタイヤセットが1組1000円なので×4個で4000円となります。
新品を1万円で買い替えるのか4,000円かけて直すのか悩むところですよね。 悩んで悩んで悩み倒して出た答えがこの特殊サイズの壊れたコマーシャルベアリングを探す旅に出ました。店舗やネットで探しまくったけど見つからない。このハウスカーのメーカーを調べてみるとどうやら中国でできているということがわかったのでインターネットで中国のショッピングサイトで検索してみるととうとう、このサイズのベアリングを見つけることができました。
元々付いていた物にはシールと呼ばれる保護膜が付いていません。 ネットでは側面が凹凸した形のコマーシャルベアリングもあったんですが少し高かったのでシンプルな形の方のベアリングにしました。
これが一つ90円タイヤホイールに2個ずつ付いているので、
×4個で8個ベアリングが必要です。
1個90円なので8×90で720円。 720円なら買い替えの新品ハウスカー1万円と比べると720円で修理した方がいいということで修理していきます。
(海外サイトですので価格変動が大きいです。)
ベアリングの規格通りと思ったんですが、タイヤホイールにハマりません。。 青色のタイヤホイールが若干コンマ05ミリぐらい小さいみたいです。 さすが値段相応のものかなと思いましたが諦めるわけにもいかないので このホイールをサンダーで少し切り込みます。切り込みを入れると少し広がるので新しく買ってきたベアリングがハマりました。
組み上げると完成です。
このハウスカーの上に椅子を載せます。
椅子は大阪の保育園で多分潰れたかどうかだったと思いますが、そこでもらってきました。その椅子をもう20年使っています。 ハウスカーの手押しの部分に袋をつけて普段ハウスカーの上に座りながら左右に動いていちごの管理をしています。
でもって結論、農業機械、道具は修理と買い換えどっちが良いかは 今回は修理720円 買い替え10,000円 修理した方がいいという結論です。
オイラーは基本自分で直せるものはトラクターでもユンボでも直しています。
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